赤い口紅があればいい

この世の女性はみんな、「美人」と「美人予備軍」です。

と謳っている本書「赤い口紅があればいい」(幻冬舎)。私もさっそく購入して読んでみました。

開けて数ページ「はじめに」の内容から引き込まれます。そうそう、私もそう思ってたの!!ってことが書いてある書いてある。。
全部を書くときりがないので、今回は中でも特に「ホントそう!わかる!!」と共感した部分について自分の備忘もかねてご紹介したいと思います。

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p.7「赤い口紅があればいい」とは、効率的に美人になって人生を楽しむ処世術でもあります。

これは「はじめに」に書かれていた言葉です。「効率的に美人になる」とは私もいつも考えていることです。私の中では「効率的=似合うもを買う」ことであり、「=『似合う』の定義を知っている」「=オシャレに見える方程式を知っている」ことでもあります。

方程式さえ知っていれば、1度着たきりクローゼットにしまわれてしまうコスパ最悪なワンピースは撲滅されますし、玉石混交のセールワゴンから瞬時に似合うものを選び取ることができます。

お買い物のコストも時間も最小限で済むわけです。

p.6 私は、生まれつきの美人ではなかったので、なんとか雰囲気だけでも美人になろうとここまでやってきました。

書籍にお顔写真が載っていますが、私から見ると(そして多くの人から見ても)野宮さんは「美人」に映ります。ですので謙虚な言い方をなさっているのだと思ってしまいますが、芸能界の「美人」は一般人の思う「美人」よりも数段上でしょうから、野宮さんも本音ベースで「自分は生まれつきの美人ではない」と思っていらしても不思議ではありません。

私は一般人なので、石原さとみちゃんやガッキーと張り合う「美人」を目指す必要はありませんが、「雰囲気美人」は目指せたらいいなと思っています。

ですので、「生まれつき美人」の話よりも、自称でも「普通から美人に変化を遂げた人」の話の方ががぜん興味をそそられます。

本書には野宮さんが長年かけて培ってきた美人に見せるテクニックが満載されています。

p.130 女にもいろいろいるように、赤にもいろいろあるのです。

◆◆◆

p.131 似合う色を探すことが「おしゃれをすること」です。似合う色を見つけた人が「おしゃれな人」と呼ばれるのです。

書籍も後半にさしかかり、いよいよ本書のタイトルとなった赤い口紅と自分らしく付けこなすコツについて野宮さんの思いがつづられます。

今年は赤い口紅が流行っていて、資生堂さんが16色の赤い口紅を発表したりと何かと話題ですが、著者の野宮さんもオーガニックな素材にこだわった赤リップ2種類をプロデュースされています。パリスレッドとトーキョーレッドという二本で、画像を見る限り「パリスレッド」が青っぽい赤。「トーキョーレッド」が少しレンガっぽい赤。のようです。
余談ですが、なんでも女性は一生のうち7本もの口紅を食べている(!!!)そうで、野宮さんは食べちゃっても大丈夫な素材。むしろ食べて体にいい素材を配合してこの口紅を作ったそうです。

自分に似合う色を見つける

自分に似合う色を探すためにパーソナルカラー診断があります。

野宮さんが2種類の赤リップを開発したわけも、資生堂さんに至っては16種類もの「赤」を展開したわけも、すべてはパーソナルカラーに帰結すると思います。

ひとくちに赤といっても、レンガ色、ローズ、ボルドー、オレンジレッドとその種類は数え切れないほどあります。

友達の付けている赤リップが素敵で自分も買ってみたけどなんか違う…。

それは似合う赤が人それぞれ違うからなんです。

いつでも隣の芝は青いもので、人がつけてて素敵なものを自分もつけたいと思ってしまうのですが、そこで「他人に似合う」ものではなく「自分に似合う」を選べる人が「おしゃれな人」です。

同じように、自分を引き立たせてくれる青も、黄色も、緑色も、人によって微妙に異なります。

パーソナルカラーでは、肌、瞳、髪の毛の色の3つの色の調和から、人を春夏秋冬の4グループのどこかに分類し、似合う色のグループを見つけます。赤ならこれ、青ならこれ、黄色ならこれがより似合いますよ。と、貴女に似合う色のルールをお教えいたします。

センスはなくても、大金をはたかなくても、効率的に美人になることができます。私も雰囲気美人を目指して日々楽しくお買い物をしたりクローゼットをひっくり返してコーディネートを考えたり、似合いそうなアイシャドウやリップを買える範囲で買って試したりしています。

私もパーソナルカラーに出会う以前は、その努力の方向性もわかりませんでした。コスメを買うといってもどんなものから買えばいいのか、お店の人になんと伝えればいいのか見当もつきませんでした。

でも、自分のパーソナルカラーを知ってからは、自分に似合う色はこれ。テイストはこれ。と見当がつくようになり、試着やカウンターで美容部員さんにメイクをしてもらう際のハードルがぐっと下がりました。

そして年齢が上がるにしたがって、「似合う色」を身に着けることで得られるメリットは大きくなります。法令線や二重顎の影を消し、シミを薄く見せ、薄くなった目力をグッと上げてくれるのです。

赤い口紅を選ぶ際には、パーソナルカラーのことを少し思い出して選んでみてください。オレンジ、ベージュ系の赤はイエローベースのスプリング、オータムさんに、ローズ、ボルドー系の赤はブルーベースのサマー、ウインターさんにお似合いになりますよ。

【紹介した本】
赤い口紅があればいい いつでもいちばん美人に見えるテクニック
著者:野宮真貴(幻冬舎)


ありのままの私に輝きをプラスする
お洒落を習って自分を好きになる生き方を叶えましょう

by Studio Nori 松本典子 

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