「ベストな服しかいらない主義」が引き続き大流行中
いつも違う服を着ていることがオシャレなのではなく、同じ服を自分らしく着ることが「オシャレ」といわれる時代になりましたね。今やオシャレを謳った書籍のほとんどがこのテーマです。
パーソナルカラー診断が流行の兆しを見せているのも、皆さんの意識がこのように変わってきているためと思います。
先日「少ない服で自分スタイルを手に入れる方法: 似合う服がみつかる「おしゃれ断食」」 (三笠書房)と「ビジネスメイクの新ルール」(ディスカヴァー21)を読みました。
どちらの本にも「自分の見せ方」を研究し、どうなりたいかを思い描いて「理想の人になるコスプレをする感覚」でお洋服を選んだり、メイクを変えたりすることの有益性が書かれていました。
「こうなりたい」という具体像を思い描いて、そのなりたい自分(今の自分より一歩先を行く未来の自分)に着せたい服を着ることは、あらゆる面で自分を助けてくれることにつながります。
ちょっと先の未来の自分を想像してみてください。
・1年後のあなたはどんなことをしている人?結婚は?仕事は?
・3年後にはどんな日常をおくっている?子供はいる?
・5年後はどんなものを身に着けて、どんな仕事に携わってる?育休から復帰してバリバリ働いてる?
社の中で狙っているポストがあるなら、実際にそのポストについている人がしているような装い・雰囲気を目指す。3年後結婚している自分を思い描いたら、理想とする素敵な相手に釣り合うような服装を心掛ける。
今の自分にはちょっと背伸びだけど、1年後はこれが似合う人になっていたい。と思う装いをすることで、「理想の人」コスプレができます。外側が整うと、不思議と中身もついてくるそうです。
大事な取引先に連れていきたいと思われる格好、してますか?
先日知人の紹介で落語会に行ってきました。お話の冒頭でこんな会話のシーンがありました。
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大事な外出に向かう主人に、番頭さんが「荷物持ちに小僧をつれていかれては?」と提案します。
しかし主人は首を振ってこう言いました。「あいつは綺麗な場にはそぐわない。見た目が良くないし場の空気が悪くなるよ」。
そしてせっかく小僧を推挙してくれた番頭さんも「たしかにそうですね。連れて行かないのが正解です」と納得してしまいます。
結局小僧さんは、自分が一度お供の座を射止めかけたとも知らないまま留守番する羽目に。
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小僧さんは大事な取引先に連れて行ってもらって顔を売るチャンスだったのに、全く知らない所で逃してしまったんですね。
同じようなことは現代でも起こっています。
たかが見た目。されど見た目。
髪をボサボサに振り乱し、すっぴん同然でアイロンがけの暇を惜しんだシワシワのシャツとともにクタクタになるまで働くことがダメとは言いませんが、1年中そんなふうに働いていたら、先ほどの主人と番頭さんのような、上司たちの手短な打ち合わせで大きなチャンスを逃すかもしれません。自分の知らないところで推薦が取り下げられたらもったいない…!
仕事なら「この人にこのポストを預けても大丈夫そう」と思われた方が良いですし、婚活なら「この人をパーティに呼ぶと皆喜んでくれそう」と思われた方が良いです。
降ってくるチャンスの数が違ってきますから。
ノーメイク、ボサボサの髪、クタクタのお洋服、これらが作るイメージが「理想の自分」でないのなら、どこか1つからでも「理想の自分」に似合うものに変えていってほしいなと思います。
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by Studio Nori 松本典子
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