大人世代(30~50代向け)の美容本、ファッション本が本当に流行っていますね。
今回はこちら『大人美容』地曳いく子、山本浩未(宝島社)を読んでナルホド~と思ったことをいくつかご紹介します。心につきささる&ほんとそうそう!と思うことが書かれていましたよ^^
p.21 若い頃は「美人が勝ち、ブスは負け」っていうつらい絶対法則があったけど、そこに下剋上が起きるのが大人世代なのよ。
最近「スウィート17モンスター」っていうアメリカ青春映画を見たんですが、スクールカースト最下層の自意識過剰な女子高生が、もがく!こじらせてる!!という内容で。
その痛々しい自意識過剰ぶりを見て、10代は生まれ持った外見でカースト的なものが決まってしまうことが珍しくないよね(「桐島、部活やめるってよ」もそういうことが下敷きになった青春映画でしたね)といったことを思いましたが、この覆らないと思っていたピラミッドが、大人になると変わってくるんですね。
アラサーくらいからは「『生まれつき美人』が唯一尊い!」という意識が緩んで、「技術力」(ファッションセンスやメイク、スキンケア、ヘアケア等)も「美人」の条件として加点ポイントになってきます。
だから、がんばればいつかの同窓会で「〇〇さんってこんな素敵だったかな?」と密かな下剋上を果たすことができるんですね。
心強い。めざせ、下剋上!ですね。笑
「スウィート17モンスター」もおすすめです。誰でも共感できる青春のイタイ感じがコミカルに描かれています。
p.40 メイクだけでもダメ、服だけでもダメ
「メイクだけ頑張っていて、髪が残念」「服がおしゃれでも、すっぴん」こんなふうに力のかけ方が偏っていると、キレイな印象は作れません。
・・・とのこと。
若い時はいいんですよね。無造作ヘアも可愛いし、すっぴんでもお肌ツヤツヤで血色が良い!ありのままで許される。
でもアラサーになってこれだとちょっとバランスが悪いですよね。顔色って年々悪くなるし、髪の毛もツヤがないと老けて見えます。パサパサのロングヘアーなんて誰も見たくないですもんね。泣
だんだん生ではお出しできなくなっていくのが大人。干ししいたけは水で戻さないと食卓に上がれないのよ。
…という厳しいお言葉も載っていました。以前三輪さんも「ありのままの泥大根で愛してもらおうなんて図々しい。洗って皮をむいて軟らかく煮つけて初めてお出しできる」というようなことを言っていたことを思い出しました。
さて、指摘はもっともですが、メイクと服のどちらもバランスよく整えるのは意識していないと意外と難しいです。
お洋服は流行の服を買えば、それなりに今っぽい印象になれますが、メイクは自分のウデ一本が頼りです。
流行のメイクを研究しなければ、あっという間に服装だけ今風で顔は10年前…みたいなちぐはぐな人になってしまいます。特に眉の形は如実に流行が出るので、半年に一回は立ち読みでもメイク雑誌をチェックしなければなりません。
半年に1度5分でチェックできるので、本屋さんに立ち寄ったら雑誌の表紙を見てみると案外役に立ちますよ。
p.70 清潔以上の「清潔感」は、メイクで作る
大人の見た目に何が必要かっていうと、「清潔感」。ちゃんと清潔にしてても、それだけだと大人は「清潔」に見えにくいの。
…そうなんですね!勉強になります。
ツヤ感・ハリ感がなくなってくる40代は、単に洗っただけの状態では実質清潔であるにもかかわらず見た目に「清潔感」は出てこないと。。
だからスキンケアとメイクでその「感」を足す必要が出てくると。なるほどなぁ。
p.78 メイクをした顔がその人の顔、社会で生きていく顔
「大人の女性の顔」は素顔じゃなくてメイクをした顔。
確かにそうですね。働き始める年になると、社会とかかわるときにはメイクが必須になってきます。もちろん、メイク無しで通用するほどの肌やツヤをキープしていればいいかもしれませんが、生きていると紫外線も浴びるし目も小さくなってきますから、清潔感を出すためにも少し補正が必要です。
メイクやお洋服で自分を整えると、外に出ていくやる気も沸くし、自分もいい気分になります。そして、やっぱり外見が整うと人からの扱いも丁寧になります。社会と交わるときにとても都合が良いんですね。
自分を振り返ってみても、「お化粧をしないと外に出られないわ~。汗」という気持ちは、働き始めるまではそこまでありませんでしたが、会社に行くようになるとともに、朝外に行くスイッチを入れてくれる儀式としてお化粧タイムが必須になりました。
大人の美人ランキング下剋上は実際にそこここで起こっていると思います。下剋上するためにも、そしてされないためにも、『大人美容』を読むと良いヒントに出会えるかもしれません。
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ありのままの私に輝きをプラスする
お洒落を習って自分を好きになる生き方を叶えましょう
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by Studio Nori 松本典子
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