こんにちは。

30歳からの垢抜けコーチ、松本典子です。

30代以降の女性が垢抜けるためのレッスンを東京・日本橋のサロンでしています。

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そもそも着まわしが難しくなる原因は？

着まわしができない要因は、基本のアイテムが不足していることにあります。

一番わかりやすい基本のアイテムは、ベーシックカラーのベーシックな形の服の上下セット。

例えばベージュのセーターとベージュのパンツ、グレーのブラウスとグレーのスカートのように、ベーシックカラーで上下揃っていることが着まわしのし易さの秘訣になります。

着回しが難しいという人のクローゼットは、年代、流行がバラバラに積み重なっていて、その時々に気に入ったものがすべて入っているんです。５年前に買った当時流行っていた色のトップスや、10年前のチェックの七分丈パンツなど。

流行や好みが変遷し、統一感を失った数年分の服が入っているので、ぱっと見には服がたくさんある状態なのですが、どれとどれを合わせてもしっくりきません。

買った年代と自分の気分・なりたい像がちぐはぐだからです。「服はあるのに着ていく服がない」現象にはこんな原因が隠れています。

では着回ししやすいクローゼットの作り方を見ていきましょう。

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STEP１．クローゼットからベーシックカラーの服を全部出す

ベーシックカラーとは、白・黒・グレー・紺・ベージュのようにコーディネートの基本となる色です。

まずはこの色の服をすべてクローゼットから出しましょう。

この時点で、「私ベージュの服ばかり持っているなぁ」とか「黒しか持ってないじゃん」とか気が付くことも多いです。

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STEP2．上下で色が揃わないベーシックカラーアイテムを買い足す

上のイラストで言うと、グレーの上下はそろっていて、ベージュのトップスとネイビーのボトムスが足りていないので、この２点を買い足します。ユニクロなどお手ごろな価格帯のお店でそろえてOKです。

買い足すベーシックカラーは優先順位があって、パーソナルカラーが分かっている人はそのカラーに含まれるベーシックカラーから買い足すと効率が良いです。

さらに詳しく色が見られる方は、ベージュ・グレーあたりは青みか黄みかまで見分けて揃えると良いです。

ちなみに、トップスとボトムスどちらかを先に買い足すなら、断然ボトムスを先に買い足してください。今の丈感になるだけでグッとオシャレ見えします。ボトムスの丈感は流行が如実に出ます。数年前に流行ったミモレ丈も今では誰も履いていませんよね。履くと古く見えるんです。

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STEP3．ベーシックカラーの上下セットが複数完成！上下を組み替えて着ればコーデが複数パターン生まれる状態に

着回ししたい！という希望はここで叶えられたことになります。ベーシックカラーだけで数セット作れるようになれば、朝着ていく服がないなんてことはなくなります。

ここまでがフツーに着まわせる段階です。

つぎのステップからは、着まわしてさらにはオシャレに見えるためのコツです。

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STEP４．差し色になるキレイ色を小物で足していく

ベーシックカラーにひと匙の色物を差し込むとグッとオシャレさんになります。

これもパーソナルカラーが分かっている場合にはパーソナルカラーからチョイスした色味が良いです。私はブルベ夏なので、ローズやピンク系の物を差し色として持っています。

小物類は特にほしいと思っていない時でも、見かけたら買っておいた方が良いです。特に色物はなかなかドンピシャの物に巡り合えないので、スカーフでも靴下でも、パーソナルカラーに合ってるなと思ったら買っておきましょう。必ず活躍する日が来ます。

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STEP5．シューズとバッグの色を揃えて持っておく

最後、玄関で突然ダサくなる人はシューズとバッグのチョイスミスです。冬場はこれに加えてコートも。白か黒かグレーかベージュか、そのあたりで１セット揃え切った方が良いです。

バッグと靴の色は同じベーシックカラーで揃えると失敗しません。

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着まわしクローゼットの完成！！

これでどれとどれを組み合わせても上手くいく着まわしクローゼットが完成します。

お買い物の時ってどうしても単品で可愛いもの・目立つものから手に取りやすいのですが、ベーシックカラーアイテムをまずは揃えることで、個性派アイテムが輝く素地が出来上がります。

ベーシックカラーアイテムを買うのはつまらないと思うかもしれませんが、ユニクロなどで１万円くらいでぱぱっと揃えて、そこから色物・個性派アイテムのお買い物へ出かけてみてください。

着まわしやすく、かつ、自分の好きなものを取り込んだコーデになりますよ。

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by Studio Nori　松本典子　

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着まわしが出来るようになる方法【ワードローブの揃え方】～服はあるのに着る服がないを解決～